ネジ固いよ!シリーズ第2弾、「テクニック系ネジ回し」を行いました。前回はこちら
今回はピストホイールのハブナットです。ちょっとおかしな箇所は、
「ここまで壊しても回せなかった」状態だからです。
どこかのショップさんでやってもらったそうですが、察するに、切り溝を入れてマイナスドライバー(貫通)などで叩いたのかと。ネジの場合なら良いですが、ナットなどのこういった場合には適してない方法だと考えられます。結果、
いたるところが破壊されてます。
テクニック系の方法はたくさんありますが、ここまで破壊されていては思うように行きません。店長と議論した結果、
もっと破壊しちゃいました☆
理屈は簡単で、縦に切るなり、ヤスリで削るなりして、ナットを薄くしてしまえば軽い力で回ります。回している最中にナットが割れると、もっと軽く回ります。というか、割るために薄くしています。
こちらも同様の方法で行います。
取れました。カツカツでやると、とてもすっきり取れます。が、カツカツ過ぎてねじ山を壊すと大変なので少しテクニックが必要です。
シャフトのねじ山が破壊されていたので、ねじ山を立て直して無事使えるようになりました。
シャフトやナットを交換すればなんてことない修理内容ですが、直すことに意味があるんですよね!なんてね!
これからも、「ねじ回し」はシリーズとしてご紹介します♪